映画「名探偵プリキュア!」感想|泣いた。そしてプリキュアたちがカッコよかった!【ネタバレあり】
- 今回はネタバレありです!
- いつもの本のレビューとはちょっと違って、今回は映画を観てきた勢いのまま、感想を書きます。
- セリフは正確に表現できていないと思います。
あらすじ
ある日、町に「ダメダメ」と呼ばれる謎の存在が現れます。
名探偵プリキュアたちは、その正体を追うことに。
一方、妖精から「かりんの庭にダメダメが現れた」と聞き、かりんのもとへ向かいますが、なぜかダメダメは姿を現しません。
プリキュアたちは、ダメダメが現れる条件があるのではないかと考え、調査を始めます。
やがて、ダメダメの正体と、かりんが抱えていた思いが明らかに。
かりんは自分を「ダメダメ」だと思い込み、ひとりで悩みを抱えていました。
名探偵プリキュアだけでなく、アイドルプリキュアやわんだふるぷりきゅあも加わり、かりんの心に寄り添いながら、みんなで「ダメダメ」の謎に立ち向かっていきます。
まず、泣きました
「ダメダメ」なモンスターが現れて、プリキュアたちがその謎を追っていくお話。
その中で分かってくる、かりんちゃんのこと。
かりんちゃんが自分を責めて、どんどん追い詰められていくところが、もう……。
つらい。
胸がぎゅーっとなりました。
かりんちゃんは14歳で、学校や友達関係に悩んでいる女の子。
でも、これって大人でも分かるんですよ。
「自分ってダメだな」って思ってしまうこと、ありますよね。
私はかりんちゃんの気持ちに入り込んでしまって、かなり泣きました。
「ダメダメ」な自分も「キラキラ」な自分もいい
この映画で一番好きだったのが、
「ダメダメな自分もキラキラな自分も、どちらでもいい」
というメッセージ。
ダメダメな自分を頑張って消して、キラキラした人になろう、じゃないんですよね。
ダメダメな日があってもいい。
逃げちゃってもいい。
うまくできなくてもいい。
それでも、また一歩踏み出せばいい。
「転んだって一歩」という感じも、すごく好きでした。
あんなの説得が届かなかったところ、分かる
今回、あんながめちゃくちゃ頼もしい!
テレビ版よりも「主人公してる!」という感じがして、安心して見ていられました。
でも、あんながかりんちゃんに一生懸命言葉をかけるのですが、一度は説得に失敗するんですよね。
ここ、私はかりんちゃんの気持ちが分かりすぎました。
だって、あんなってキラキラしてるじゃん。そんなあんなに「分かるよ」って言われても、
「いや、あなたはキラキラしてるじゃん……」
って思っちゃうよね。
あんなが悪いわけじゃない。皆さんご存知の通り、あんなも結構大変な境遇です。
でも、自分がものすごく落ち込んでいるときって、正しい言葉をかけてもらっても、受け取れないことってある。
「あなたと私じゃ違うよ」って思ってしまう。
この場面、すごくリアルだなと思いました。
そして、プリキュアたちがカッコいい!
今回、名探偵プリキュアだけじゃなく、キミとアイドルプリキュア、わんだふるぷりきゅあも出てきます。
ちゃんとそれぞれに見せ場があって、うれしかった!
キュアキッス、さすがキッス姉さん!
キュアキッスの、
「光と闇は表裏一体。ダメダメもキラキラになる」
という感じの言葉。
もう、
さすがキッス姉さん!
ですよ。
こういうこと言えるの、キッス姉さんだからですよね。
アイドルプリキュア、こんなにカッコよかったっけ!?
そして、うたちゃん。
「キラッキランランにするよ!」
みたいな感じで出てくるんですけど、
「この子、こんなにカッコよかったっけ!?」
って思いました。
いつもの明るさが、ここではめちゃくちゃ頼もしい。
フレンディ、すごい
そしてフレンディの「あなたの話を聞かせて」。
今回の映画、私は3つのプリキュアに、それぞれ違う役割があったように感じました。
わんだふるぷりきゅあは、気持ちや話を聞いて寄り添う。
アイドルプリキュアは、落ち込んだ気持ちをグッと引き上げてキラキラにしてくれる。
そして名探偵プリキュアは、そこから一歩踏み出す勇気をくれる。
そんな感じ。この組み合わせ、良かったです。
そして……小林ファンになったかもしれない
ここで、突然ですが小林の話です。
実は私、入場特典が小林だったんです。
最初は、「アルカナがよかったなー」と思ってました。
ところが。
映画を観ていたら、小林が気になってきた。
あんなが自分を責めて動けなくなったとき、小林が喝を入れてくれるんですよ。
カッコいい。
しかも、アルカナと二人になると、ちょっと緊張している感じがある。
そして、褒められると嬉しそう。
……あれ?
小林、いいじゃん。
映画が終わるころには、
「小林、好きかもしれない」
になっていました。
最初は「アルカナがよかった」と思っていたのに。
これからも「ダメダメ」になるのかもしれないけど
ラストを観て思ったこともあります。
これからも、かりんちゃんは自分を卑下したり、
「私ってダメダメだな」
と思ってしまうことがあるのかもしれない。
今回の出来事があったから、もう二度と落ち込まない人になるわけじゃない。
でも、かりんちゃんは今回のことで、
つらいときは誰かと話そう。
一人で抱え込まなくてもいい。
ダメダメなままでもいい。一歩踏み出そう。転んだって、それも一歩。
ということを覚えたから。
だから、これからも「ダメダメ」になることがあったとしても、なんとなるんじゃないかな。
私はそんなふうに思えるラストでした。
大人にも刺さるプリキュア映画でした
14歳の女の子の話だから、大人の私にはどうかな?と思っていました。
ところが、めちゃくちゃ刺さりました。
「自分ってダメだな」と思ってしまう気持ち。
誰かに励まされても、
「いや、あなたはキラキラしてるじゃん」
と思ってしまう気持ち。
それでも、誰かと話して、もう一度一歩踏み出すこと。
大人になっても、ありますよね。
私はかりんちゃんにかなり感情移入して、泣きました。
そして何より、プリキュアたちがカッコよかった!
ダメダメな自分も、キラキラな自分も、どちらでもいい。
そんなふうに言ってもらえる映画でした。
そして最後に。
小林、気になる。
入場特典、最初はちょっと残念に思ってごめんなさい。

